第10章 10**
時間がすぎるのは早い
ついに1ヵ月かけて任された仕事が
明日プレゼンとなる
いろいろ準備していたらこんな時間
プレゼンの資料を準備するまで帰れない
オフィスにはもう誰一人いない
小山「おーーまだいたのー?おつかれー♪」
「あ、お疲れ様です♪」
小山「まだかかりそう?」
「資料作るだけです」
小山「大丈夫?」
「コピーしてまとめるだけなんで」
小山「一人じゃ大変だよ。手伝う」
「ありがとうございます」
・・・・
小山「ほい、あとはまとめるだけー」
「すみません、帰るの遅くさせて」
小山「何言ってるのー可愛い後輩のためならなんでもするよ」
「ありがとうございます」
小山「あのさー・・・・今彼氏とどうなってる?」
資料をパチパチとホッチキスでとめながら尋ねる
「・・・・喧嘩?して、今は全然会ってないです」
小山「そっかー・・・・」
「どうしたんですか?」
小山「いや、なんでもない」
「・・・・」
小山「いや、やっぱり言う。俺が言ったって言わないでね。昨日、たまたまばったり会ってね、の話なったら凄く気まずそうな顔してね・・・・『元気ですか?』って言ってたからさ」
「貴久は元気でしたか?」
小山「うん。が今仕事頑張ってる。って言ったら、嬉しそうにしてたよ」
「そうですか・・・・」
小山「連絡してみたら?」
「・・・・はい」
っとは言ったものの連絡できる訳はなく
でも、元気なら良かった