第7章 7**
貴久が家に来るのは2回目
なのに
リビングでテレビ見ながら
すごくくつろいでる。
ここはあなたの家かっ!!!!
って
「貴久ぁー残り物でもいい?昨日のシチューが残ってるんだけど」
貴久「シチュー?全然いいけど。」
昨日のシチューがあったため
夕ご飯に時間はかからなかった
いただきまーす
ひさしぶりに2人での食卓
貴久はまた美味しい美味しいと嬉しそうに食べてくれる
食べ終わり
貴久「ねーぇ、なんで服装変えたの?」
後片付けを手伝ってくれてる貴久が聞く
「え、んー貴久のために可愛くなりたかった」
貴久「嘘?俺のため?」
「他に何があるんだよーお」
貴久「んー仕事だから?とか、他の男誘惑してんのかな、とか・・・・」
っと貴久は少し悲しそうな顔をする
「なにそれ」
貴久「だって、今日誰か知らない男と話してた!」
「あれは、前に仕事でお世話になった先輩!」
貴久「えーだってすごく嬉しそうに話してたよぉ」
「それは、本当に久しぶりに会ったんだもん!すごく仕事できて本当にお世話なったんだから!すごく憧れてる!あんな大人なりたいなー」
貴久「ふーーーん、俺はどうせ憧れられませんよーーーだ」
「何、いじけちゃってんの?」
貴久「その人のこと好きだった?」
「んな訳ないじゃん!」
貴久「うん」
いつもの貴久と違って
本当に不安なんだろうな
ギュッ
気がついたら自分から貴久に抱きついてた
「貴久のばか!貴久が好きで好きでたまらないのに!貴久のばか!」
貴久「ふふ、」
そう笑って抱きしめかえす
貴久「俺もが好きで好きでたまらない・・・・ねぇ、今日も泊まってもいい?」
「だめ・・・・・・・・嘘♡」
貴久「いいんだね?」
そう言って私をお姫様だっこしてベッドまで運ぶ