第5章 5**
仕事中に貴久からメッセージが
貴久【今日本当にどうしたの?】
・・・・なんて返事しよっか
【ちょっと不安なった】
貴久【不安?】
【いや、なんでもない!】
貴久【言って】
・・・・んー・・・・どうしよ
結局返事できないまま仕事が終わった
会社から出ると
貴久「おつかれー」
ニコニコ笑顔の君がいた
「え、なんで」
貴久「なんでじゃないよ!!!!なんで返事返さないの?不安で仕事早く切り上げてきちゃったよ。笑」
・・・・うそ、なんか申し訳ない
「ごめん」
貴久「なんで謝るのー?笑」
すごく優しい声
そっと私の手をにぎる
貴久「じゃ、今からデートしよ」
「デート?」
貴久「うん♪♪」
どこ行くの?
聞いても
内緒♡
と笑顔で返答する
辺りはすっかり暗い
貴久「ここー♡」
ついたのはお洒落なレストラン
貴久「元気ないから美味しいものでも食べよう」
「うん」
・・・・けど、少し高そう