第4章 実行

『えっと……貴方は…… 』

｢あ、申し遅れました……梅崎桜と申します……｣

『 私は鈴岡美香よ！宜しくね！桜ちゃん！』

｢はい、宜しくお願いします！鈴岡さん！｣

『 美香でいいよ！』

｢では、美香ちゃんと呼ばさせていただきます！｣

『 でも、桜ちゃん……どうして私に話しかけたの？』

｢実は私……以前から美香ちゃんの事ずっと友達になりたかったのですが、なかなかタイミングが掴めなくて……｣

『そうだったのね……』

｢はい……それに、私も1人で友達も居なくて……｣

『そっかそっか……じゃあ改めてお友達になろう！ 』

｢ありがとうございます！！｣

『こちらこそ！！ 』

それから私たちは様々な話をした

｢そう言えば、美香ちゃん｣

『 どうしたの？』

｢いつも、登校してる方って親戚さんなんですよね？｣

『うん！そうだよ！ 』

｢とても優しい方々ですね！｣

『んー？何で？ 』

｢美香ちゃんの為に色々と考えてるみたいですし｣

『そうかな？ 』

｢はい、そう思います！｣

『 アハハハ……』

そんな会話をしていると遠くに怖い人に絡まれてるミアを見つけた

｢あれって……美香ちゃんの……｣

『ミアだわ！行かなきゃ！ 』

｢はい、行きましょう！｣

私たちはミアの所へ向かった