第27章 静寂な教団
「これからも気をつけないといけないよのぉ。
異世界の情報は我々と同様、伯爵側も興味があるんじゃろ。」
「はい・・!気をつけます。」
伯爵とノアにか・・
「夢は凶暴だから大丈夫さ〜」
「あたしを最強キャラにすんのやめーや!」
あたしが何かを思い出さないようにだろうか?ラビの一言によってあたしの脳内で嫌な事を思い出さずに済んだ。
空気が読めるというか、空気の読めるおちゃらけキャラやからみんなに好かれるんやろーな・・いや、でも任務言った時は喋りすぎて疲れる時もあったかな。
「お嬢からは貴重な情報を聞けるのぉ。
また動きがあったら教えてくれ。しっかり身体を休めるんじゃのぉ。」
「はあい!んじゃ!」
盗み聞きしてしまった事には触れられなかった。まあ好きで聞いてたんじゃないけど・・聞こえてしまったから聞いてただけさ!うん!
ラビとブックマンとお別れし、治療の為に病室へと戻った。
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