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聖職者ノ宴【D.Gray-man】

第19章 終わらない地獄




「泣いてんのぉティッキー?」




「勝手に出てきたの何コレ?
俺らん内(なか)のノアが泣いてんのか?」


自分の意思とは関係なく溢れてくる涙。
甘党と相打ちになったのはどのエクソシストなのか。ロードがアレン達って言ってたからイカサマ少年ではないって事だよな。


まっどうでもいいけど。




「あはっそぉかもしんない~
ノアが泣いてるのかもね~」




バァンッ




いきなりドアが勢いよく足蹴にされぶっ飛んだ。




「ロード!ティッシュある?」




「あらーお前らの涙って黒いんだ。」


ドアの方を見ると、顔面に真っ黒の線がたくさんついている双子の姿。相変わらず銃を向け合っている。




「バカティキ!!メイクが落ちたんだよヒィ!!」




ロードが白いハンドタオルを双子に一枚ずつ渡してやっている。
受けとってからソファーに寝ているお嬢ちゃんを見て固まっている2人。




「ねえ誰これッ!!エクソシストが寝てるんですけどぉヒッ!!」




「コイツ、江戸で殺さずに連れてきた奴じゃん。」

















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