第2章 黒の教団
「ちょ・・!まじでヤメテ!
まだ夜ちゃうしさ!誰か廊下通ったらやばいって・・ッンン!」
入ってきた指は関節から折り曲げるように何回も動く。動く度にあたしの身体が反応してしまう。
「声出さなきゃ問題ないだろ。」
「それが無理なンッッはぁ・・はぁ・・ッ」
「気付かれるだろ?静かにしねェとなァ?」
気付かれたいん!?そんなツッコミをしてしまいそうな態度をとっている神田サン。
「アァ・・ッッやめ・・ッヤメテ!」
ズブズブと一本の指があたしの中へと入ってくる。
ニヤニヤとした笑みを浮かべ、あたしの表情を見ながら楽しんでいる。
「ハァ・・ハァ・・ッッ」
無意識に眉が中央に寄ってしまう。
この感覚に頭が真っ白になり、何も考えられなくなってしまう。
「さっきまでやめてとか言ってたのに気持ちいいって顔してンじゃねェよ。」
「〜〜ッ!ちっちがうもん!!」
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