第10章 再会と別れ
「ハァハァ・・ッ」
あれからどれくらい経っただろう。疲れた・・疲れたぁあああ!!早く休憩したい、そんな事ばかり考えてしまう。
大量のAKUMAを破壊していくにつれ、自分の体力が削られているのがわかるくらいの体のだるさになりながら壁にもたれている。
でもまだAKUMAの数は減ろうとしない。
[おい!大丈夫か!?]
「神田・・!?」
しかし周りを見渡しても神田の姿はない・
あ・・っゴーレムか・・
[結局バラバラになっちまったじゃん。]
[想像以上に敵の数が多い・・]
[ああ。]
「久々にこんな大量の敵やわ・・」
みんな疲れているのだろう。呼吸する音も同時に聞こえてくる。きっと今はみんなも身を潜めているのだろう。
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