第8章 素直な探索部隊
駅へとたどり着き、事前に確認しておいたルートで森へと向かう。
町を通り過ぎると目の前に森が広がる。森の中へと足を進めると町民が武器を持って森の奥へと進んで行ってる。
ほぼ男だが、中には女と子供も混じっている。
「森へ町民が・・」
「何しに行ってんのやろ・・
あのーすいませーん!!」
町民に話しかけるべきか考える前に声をかけた女。考える時間をくれよ!!
「ん??」
「何しに行くんですかー?」
武器を持っている町民へと近づき事情を聞こうとする女。すると、急に立ち止まり町民を見据える。
なんだ?話しかけたと思ったら次は停止か・・?
「イノセンス発動!!」
え・・?
女は自分の背丈よりもデカい杖型のイノセンスを発動させ町民と距離をとっている。俺はその後ろに居る。
すると集団の中の半数以上がAKUMAの姿へと変化していく。
level1が数十体にlevel2が1体か。コイツ・・瞬時にAKUMAだと察知したのか・・
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