第10章 お祭り
そして、あっという間に23日
わくわくが、止まりません!
浴衣、きてしまった!
何年ぶりかな!?
待ち合わせは、晴天神社。
ちなみに、早くきすぎてしまい今待ってます。
お祭りとか、初めてで…。
「あ、待ったっすか?」
高坂君が来た…わ!私服!!
「わ、私も今来ました」
「あ、そうっすか」
…かっこいい。
「…行くっすか」
「…はい」
…なんか目合わせてくれないような…?
あ、なんか浮かれすぎた?
「えっと、どこ行きますか?なんかほしいもんあるっすか」
「…りんご飴!」
「あ、はい」
「…すごい!!お祭りってこんなところなんだ!たくさんお店あるんだ!」
「…きたことないんすか?」
「うん。と、友達今までできなくて。すごい人見知りだからこれが初めて…です。だから、高坂君と一緒に来ることができてよかった」
「…よかったっす。ほんとは断られると思ったんすけど」
「え?」
「ほかのやつといかないって言ってたから」
…高坂君だから一緒にきてるんだよ。
「好きな人」だから…。
「…あれ、高坂?」