第8章 彼とペア
「出張ー。つーか今日バトミントンな。ラリーするから。ペアになって」
ペア!
その瞬間知らない男子が、
「んじゃ俺とやんない?」
「抜けがけかよ!」
「俺!俺とやろー」
何で私!?
あ、もしかして・・・
私を喋らせようとしている!? ※半分あってます。
「つーかきりないぜ。先生決めてー」
いやそこ、私が決めるんじゃないの・・・?
「・・・じゃあバトミントン部のやつな」
バトミントン部誰かな。
「あ、んじゃあ俺と高坂だ」
え?
高坂君バトミントン部なんだ。
そっか。
・・・高坂君のこと、知らないことばかりだ。
「じゃあ、高坂」
「え」
え
「「「はあああああ!?」」」
高坂君と・・・!!
「高坂関係ねーじゃん!」
「だいたいこいつ女子と話さねーじゃん!」
「うっっっっせぇ!!文句あんのかゴラァ!私が決めろっていたんだろ!!」
こっわ!!
「高坂はいーよな」
あ・・・。