第23章 クリスマス
彼の顔が真っ赤なのに気付いた。
こっちも赤くなった。
その後はなんとなく、カフェにいったり
なんとなく服とか、小物とか見たり、
そんな感じで、時間が進んでいってしまった。
公園で一休みしていた時
「あの…このタイミング変かもしれねぇっすけど。これ、クリスマスプレゼントっす」
そういってかわいいラッピングのされている袋を私に差し出した。
「ありがとう…!あけていい?」
「あ、はい」
中には、マフラーが入っていた。
ハートマークがついていてとてもかわいかった。
「嬉しい…。あ、私もじゃあ、これ」
「て、手袋…。丁度なかったんで嬉しいっす」
喜んでくれた、嬉しかった。