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君を追う

第1章 プロローグ





暗い暗い森の奥
冷たい風
血の匂い




満月を背に死体の山の頂きに立ち、その赤く光る眼で、しゃがみこんでいる私を見下ろす彼、うちはイタチの姿は、ひどく美しく、ただただ見惚れるばかりだった。



私はきっとこの光景を一生忘れないのだろう。






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