青春あやまち論anotherstory 【黒子のバスケ】
第23章 あとがき
あだ名が『女王』だったこと。
他のチームの一つ下の代に天才的プレイヤーが揃ったこと。
生意気な後輩が入部したこと。
先輩に(私の場合はマネージャーの先輩でしたが)顔を思いっきり殴られたことや、バスケ部ファンの女子生徒に呼び出しを喰らったこと。
補習にかかったり長期休みの課題が終わってない人が、部活中にステージにテーブルを並べていたこと。
サボろうとして裏門から帰ろうとした私を、部員が待ち伏せていたこと。
サボり魔遅刻魔だった私に、合宿の集合時間を一時間半も早くに伝えられ騙されたこと。
部活終わりにみんなで花火をしたこと。
部屋(私の場合、二階にある部室)の窓から引きずり出されて投げ捨てられたこと。(笑)
…主人公・枝尾が中学時代にチームメイトに言われた言葉。
全て、私自身の過去です。
少し違うのは、私は中学時代にはマネージャーではなく選手であったこと。
注目されていたのは、全国ではなく県内であったこと。
最後の試合で、ダブルスコアではなく、一点差…それもこちらのファールで逆転負けであったこと。
あの言葉を言われたのは、高校最後の試合で負けた後であることです。