an unexpected happening【銀魂】
第14章 危険な男
一通り殴って気が済んだ俺は、また望美の横に腰掛け、望美を間に挟んで山崎が正座をする
望美『ふふふっ…本当に仲が良いんだから』
山崎に微笑み掛ける望美を見れば、もう数発殴りたくなってくる…
山崎「んな訳ないでしょ!これ見てどうしてそう思うかな!ちょっとこの子大丈夫?」
晴れ上がった頬を指差しながら、吠える山崎に
土方「おい、山崎要件は何だ」
俺の言葉に、真面目な表情へと切り換え
山崎「あっ、はい!高杉の目撃情報が入ったので、副長の耳に入れといた方がと思いまして」
土方「そうか…で、動きは有ったか?」
山崎「いえ。どうやら、人を探しているみたいでして、それ以外の過激な動きは、今のところ無いみたいです」
人探し…。派手に騒ぎ立て、世間が混乱するのを喜ぶ奴にしちゃァ…
土方「解った、山崎お前は引き続き情報を集めろ」