an unexpected happening【銀魂】
第11章 過保護
土方「遅ェ…」
そう思い、時計を見るが、針は然程進んでおらず
気が焦って居るだけだと気がつく
この思想を繰返していたら、望美と終が歩いてくるのが見えた
つーか、あいつら何!!?
暗闇で携帯ガン見で歩いてんだけど!
全く会話してねーし、つーか、画面しか見てねぇし
旗から見れば、かなり異様な光景だ
あれ、何だろ見えちゃいけない者に見えてきた…
俺から見ると、暗闇に顔だけが、薄気味悪く浮いてるように見える
顔を引き釣らせ見ていると
此方へ気がついたのか、手を挙げて駆け寄ってきた
望美『ただいま』
土方「おぅ」
望美『斉藤さん、ありがとうございました』
満面の笑みで、終に礼をし
斉藤「…」
終も軽く頭を下げ
土方「終わるかったな、助かった」
其々の部屋へ戻った
つぅか、去り際の終の頬が、心なしか染まっていたような…
まさかな…