an unexpected happening【銀魂】
第7章 言葉
とりあえず、近くの公園のベンチに腰をかけ
話を聞く事にした
土方「お前、あれはやりすぎだろ」
呆れた様子で望美を見ると
望美『つい…』
どうやら、飛び出した訳でもなかったらしく
元々、買い出しに行くために外に出て
買い物した帰りに、男に襲われそうになり
その際に、俺用のマヨネーズを踏まれた事で
ああなっちまったらしい…
とりあえず、俺の事でキレたのは解ったが…
望美『やっぱり引いてますよね』
心配そうな顔で見つめてくるコイツを思いっきり抱き締め
土方「あんぐらいじゃ引かねーよ、もっとキツイ女見慣れてるからな」
望美『土方さ…』
土方「トシでいい…」
そんな事より、コイツが俺の腕の中に居る事が何よりも…
望美『トシ……き…』
恥ずかしいのか、俺の肩に顔をくっつけ小さな声で呟く
土方「聞こえねぇー」
望美『…好き…』
一番聞きたかった言葉を聞き
望美を抱き締める手を緩め、顔を見れば…
真っ赤になりながら、視線を反らす
土方「ばーか、俺の方がもっと好きだ」
そう言って、お互いに触れるだけのキスをした
土方「次は、俺が主導権握っても良いよな?」
俺の言葉に頷くとまたキスをする