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未練
第6章 重なる想い
そして5組目。
「いちについて よーい、どんっ!」
スタートした。
「頑張れーっ! 飯田君!!」
出せるだけの声をだし、心の底から応援した。
てか名前出して応援しちゃってた…!!
きゃ~!
ハズい!!
周りは誰も気づいてなかったみたいだけど
自分1人で顔を真っ赤にしてしまった。
飯田君、速い!!!
キラキラ輝いて見える…
カッコいい…
いつの間にか応援するのを忘れ、みとれてしまった。
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