第1章 三日月×オルガ
三日月「次は…どうしたらいい?オルガ」
月明かりにミカの体が浮かび上がる。
生き抜く為に鍛え抜かれた筋肉。
いつからだったか
ミカとこんな関係になったのは。
もう覚えちゃいねえが、あんなクソッタレな環境で
女っ気もない
溜まるもんは溜まる
こうなったのも仕方ねえか。
オルガ「じゃ、そっちに手ぇ…」
仕方ねえ…そうじゃないか。
あの日…
(次はどうしたらいい?オルガ)
ミカがいなけりゃ俺はあそこで終わっていた。
今日だって。
いや、それどころかずっとだ。
ミカが応えてくれているから、俺はやっていけてるんだ。
だからなおさら、こんなとこで終われねえ。
…ミカはどうなんだろうな。
オルガ「いや、ミカ。お前はどうしたい?」