• テキストサイズ

霧が晴れたら【ハイキュー 月島蛍】

第2章 再会




月島side


「どうぞ!」




「…イヤ、どうぞって……」





ドアを開けて広々とした玄関へ通される。





……忘れてた。





アイツの実家、金持ちだった、、、





右脇にある黒と茶色でまとめられたシックなリビングへ通されると、奥にあるキッチンに立つポニーテール姿の小柄な女性の後ろ姿が目に入ってきた。






10年も会っていなかったはずなのに、その後ろ姿を見ただけで、僕は全身からなにかが湧き上がってくるのを感じていた。







気がつくと僕は、彼女を背後から思い切り抱きしめていた。







/ 50ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp