• テキストサイズ

【ハイキュー夢】私の彼氏はバレー部です

第1章 今日からあなたの彼氏です【影山飛雄】


暗くなった帰り道

さっきから影山くんは私の手を握ったままだった。

「……………」

だけど、影山くんは何も話さない。

「あの…影山くん」

「何すか?」

「………えっと」

何を話せばいいのか私も考えてなかった。

「お前……す、好きな奴とか居んのか?」

「えっ!?」

いきなり!?

「…………う、うん」

「マジかよ……」

聞くんじゃなかった…と影山くんはため息を付いていた。

「誰だ?」

「え?」

「同じクラスか?バレー部?先輩か?」

いきなり振り向くなり追究するように私に一歩また一歩と距離が近づいた。

「え………待って…影山くん!!」

「あ……悪い…気になって」

影山くんはスッとまた元の距離に戻った。

離れた距離が寂しくて一歩近づけば影山くんは一歩離れた。

また一歩近づけばまた一歩離れる。

「どうして離れるの!?」

「お前が近づいてくるからだろーが!」

「じゃあ、もういい」

私は影山くんを追い越して前を歩いた。

影山くんは私の事マネージャーとしか思ってないんだ。

私の片思い

今までのは私が勝手に期待してただけだったんだ。

「待てよ!先に行くんじゃねえよ…」

後ろから腕を掴まれればバランスを崩した私はそのまま影山くんにぶつかってしまった。

「ご、ごめんなさい…………!!」

離れようと動こうにも影山くんがそのまま抱きしめたせいで出来なかった。




/ 46ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp