第2章 My♥Father!!

＿＿それからしばらくして



「ただいまっ！みっくん今日は早かったんだね！」



「まぁな......」



百合が学校から帰ってきた。



「みっくん？浮かない顔してどうしたの？」



「別になんでもねぇ......早くて洗ってこいよ。ちょうど飯できたとこだから。」



「はーいっ！」



百合は手を洗いに洗面所に向かった。



「はぁ、らしくもねぇ。どんだけ気にしてるんだっつーの......」



ため息をつきながら食事を運ぶ宏光。



そしてすぐに百合は戻ってきた。



「今日のごはんは何？」



「ミートソース、百合好きだっただろ？」



「うん！食べよ食べよ！」



ミートソースは百合の大好物である。



「そうだな......」



「......みっくん、さっきから変だよ？
仕事場で何かあったの？」



「なんでもねぇ......試合近いんだろ？体調管理しっかりしとけよ......」



「それくらいはわかってる......
やっぱりみっくん変だよ！朝と全然違うもん......。」



「......告白。」



「え？」



「告白、されてただろ......同じ部活の奴に......」



「っう、そ......みっくん、見てたの？」



「......偶然な。お前が告白されっとこ......見てた.......。」



「っそ...なんだ......」



「......あぁ。」
(マジ俺情けねぇ......)



「......嫉妬しちゃった？
でもちゃんと断ったよ、他に好きな人がいるからって......」



「わかってる......百合のこと、信じてっから......」



「じゃあなんd..“ﾁｭｯ”...んっ」



百合を引き寄せキスをする。



「みっくん...どうs..“ﾁｭｯ、ｸﾁｭｯ”...ぁ...///」



そしてそのまま床に押し倒し角度を変えながら何度もキスを落とした。



「ずっと嫉妬してた......本当は、
俺よりもアイツの方がいいんじゃないかって......」



「っみっくん......」