第2章 俺だけが知ってること〜孤爪side〜
「けど…な、恋人がいる。」
ん?え?クロ今…何て…?
「研磨に言った月島!あいつは男!」
「男…」
「絶対、誰にも言うなよ!」
すっごい剣幕のクロにコクコク頷く。
え、待って。
クロってホ●なの?
今までそんな素振りなかったし、今まで付き合ってきた人も女の子だったよ?
あれ?
そんな俺の困惑が伝わったのか、クロがこっちに向き直る。
俺も合わせて向き直る。
「月島は女ってことで通してる。だから、ほんとのことはお前しか知らない。」
クロはそれだけ言って部室から出た。
…俺しか知らないこと
何だかクロの特別になった気がした。