第1章 夢主やオリジナルの登場人物設定
*オオガミカナヤ(デフォルト名オオガミカナヤ)
時渡りの能力を持つ人間。
ヒトが創り出した世界(物語)の綻びを修復させる為の存在であるのだが、本人には全くその自覚も認識もない。
渡った先々では、それ以前の記憶の殆どを喪失してしまっている。イマジナリーフレンドである片割れのカノンの力によるものであるのだが、彼はその正体を明かさずに、時期を見て姿を現しては彼女を傍らで見守るのであった。
性格は渡った世界に多少左右されるが、やや男っぽい振る舞い(女子供には非常に甘い)が目立つ。さらには親しいものには毒舌を吐いたりと遠慮がない。
しかし、元来優しく繊細で慈悲深い性質を持つ。故に傷つきやすくもあるため弱点にもなるのだが、それを隠すために顔を使い分けるといった面も。
器用貧乏を自負している。
余談ではあるが歌が好き。
肩甲骨の下あたりまでの漆黒の髪、前髪がひと房だけ銀糸のようになっている。
瞳は赤みがかかった茶色だが、見る角度や周りの光源により濃い真紅にもなる。
肌は陶器のようで、病的とも言える白さ。
中性的で整った顔立ちで、見ようによっては美少年。
身長の割に体躯は細めで頼りなく、やや女性らしさに欠けている。
口癖は「めんどくさい」
背丈は160cm前後で、前述の通り少年に見紛うくらいだが、実は28歳。(夢主は年齢も誕生日も覚えてない)
記憶がないとはいえ実年齢に適した経験が染み付いているせいか、周囲の人間からしたら歳を食ったような物言いに驚かれてしまう場面も。
一人称は「私」。
彼女の帯びているであろう使命を知ってか知らずか、ゆく世界の先々では幾多の壁が立ちはだかるのであった。
※夢主イメージの曲があって、中谷美紀さんの「クロニック・ラヴ」と「天国より野蛮」「MIND CIRCUS」があります。
いい歌なので聴いていただけたらな~と・・・