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絆-キズナ- ポケモン夢小説

第23章 再会




~ツグミ side~


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「伯母さん…このエルフーンは?」


「ゲットしたんだよ。コイツも新しい手下さ!」


目の前には傷だらけのエルフーン


「なんでこんなに傷だらけなんですか?」


「ポケモンは傷だらけにしないとゲットできないんだよ!常識だろ?」


「酷いです!ポケモンだって心があるんですよ!この子、悲しいって言ってます!」


「うるさい!ポケモンと喋れるバケモノが!!」


そう言って伯母さんは私を鞭で勢いよく叩きました

「痛い!止めて…伯母さん」


「煩い!」


何度も鞭で叩いた後は足でお腹を何度も蹴られ…


痛い



痛い



どうしてこんなことするの?



どうしてポケモンを簡単に傷つけるの?












人間は

ポケモンを奴隷のように扱い
自己満足の為に傷つけ働かせ


いらなくなったら、捨てる



なんて酷いのだろう



「しばらく反省してな!」


髪を引っ張られ、倉庫に閉じ込められた私とエルフーン


「エルフーン…」


『来るな!』


ガリッ


「ひゃっ!」


引っ掛かれ、右腕から血が出ました…
…駄目、泣いちゃ…


「大丈夫です…私は…貴女を傷つけたりしません…貴女と私は…




…トモダチ…だから」



そう言って抱きしめ、治癒能力を使う

これが私にとっては日常でした…


『ツグミ…』



ドンドンドン!!


「!?」


「腹減ったよ!さっさと飯の準備しな!」


「はい…」



いつか…



ポケモンが自由になれる世界に



なれたらいいな










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