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Teleportatin
第3章 突然の別れ
ある日の東京ドームコンサート
自分のソロの直前
「中島!」
風磨に呼ばれた。
「どうかした?」
聞き返すと
「聖奈、」
なんでこいつの口からあいつの名前が出てくるんだよ
「聖奈来てるよ。アリーナのBの三列目の1番」
あいつが来てる?
俺でさえ気づかなかったのに。
「聖奈さ、大学でも元気ねぇよ。」
ただ悔しい
こいつが聖奈のこと
俺より知ってるようで
俺の知らない聖奈がこいつにはわかってるような気がして
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