• テキストサイズ

Teleportatin

第7章 本当に大事なもの


部屋を掃除していて、ふいに小物入れをあけるとリングが出てきた。

これは過去のもので今のあたしには必要ないもの


捨てたい捨てれない

返そうと思ってて機会がなく返しそびれてた



彼……今では元彼とのペアリング。


思い出される過去

《聖奈のここ予約しとく》


なんて言って左の薬指にはめられたリング


「健人…」


無意識に呟いたその名前



首を横に振って忘れる


あたしには風磨がいる





今のあたしの一番は風磨で


これからも風磨



/ 84ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp