第5章 大好きな君へ
大好きな聖奈へ
聖奈とはずっと一緒にいて
お互いの存在が近すぎたんだね
でも、俺は君が大好きで
君も俺のことを好きなままずっと一緒にいるんだと
聖奈は離れて行かないって勝手に思い込んでた。
だけど、現実は違って君から俺の手を離した
俺のこと嫌いなんて言ってたけど
嘘なんてわかるよ?
でも君から笑顔を奪ったのは間違いなく俺で。
だから、別れを受け入れたの。
でも、初めて君のいない世界で過ごして
寂しい何か物足りない。
君が風磨の隣で笑ってるのを見るとムカつくんだ。
それでも聖奈が笑ってた。
だから、他の奴と付き合った
聖奈が笑ってられるなら風磨に譲ろうって。
だけど、俺がダメだったんだカメラの前でも笑えない
ファンの前でも笑えない
他の奴と付き合っても満たされなくて。
君が好き。君じゃなきゃダメなんだ。
こんなのわがままかな?
君が笑える場所は俺でありたい。
君の隣は俺がいい。
って今でも思うんだ。
End