第6章 黄色との戦いと緑の再開
あれから私は家に帰った。
「ただいま〜って、誰もいないか……。」
そう。私しかいない。
いわゆる一人暮らしというやつだ。
お父さんとお母さんはいないのだ。
説明はまたいつか……。
私はソファーにダイブした。
なんか疲れちゃったな。
〔ピコピコ〜♪〕
ん?誰からのLINEだ?
私は携帯を取り出した。
………緑間くんからだった。
「でも珍しいな〜。めったに連絡なんてこないのに。」
緑間くん______________________________
《今日の試合見たのだよ。いい試合とは思ったのだよ。…しかしなんで優里がいたのだよ。バスケを辞めたのではないのか?》
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…やっぱそこみんな突っ込んでくるか。
私は疲れていたので一言だけ返した。
《また始めたくなったから》と
そして私はそのまま眠りについた。