第6章 黄色との戦いと緑の再開

相田「え？コートは反面だけ？」


監督だけでなく私達も驚いている。


…てか普通に反対側のコート練習してるし。



そこに太ったおじさn…いや監督さんが現れた。



そして監督同士の自己紹介は終わって本題に入った。





相田「あの、これはどういう…。」




海常の監督「あぁ…見たまんまだよ。今日の試合､ ウチは軽い調整のつもりだが。」


　

…………この人今なんて言った？





海常の監督「出ない部員に見学させるには､学ぶものが無さすぎてね。」



相田「はぁ……」





この人どんだけなめてんの？




海常の監督「無駄をなくすため､ほかの部員たちには普段通り練習してもらっているよ。だ が､調整と言ってもウチのレギュラーのだ。トリプルスコアになどならないよう､ 頼むよ。」




……………ほうほう言ってくれるじゃん。

先輩たちもみんなも怒っていた。


よしじゃあーいいじゃない。


…その喧嘩買った。




「あの…すいません！」



伊月「優里ちゃん？」



相田「ちょ、ちょっと！」




わたしは海常の監督さんのところへ挨拶しに行った。


海常の監督「ん？君は……？」




「私一年マネージャー星野優里です。出身校は…帝光の元女子バスケのキャプテンです☆」



海常の監督「な！！！」



？「おいまじかよ。」


海常の人たちが急にざわつき始めた。


相田「優里ちゃん？」




「去年の誠凛の試合とか見ました？誠凛の皆さんとても強いんですよ？なのに見せるものがないってよくそんな口が言えますね？そんなこと言って後で泣いたり後悔しても知りませんよ？…と言うか普通そんな失礼な事よく言えますね。さすがの私も今日はおとなしくしていられませんね。」




そしてそのへんに転がっているボールを取り、ハーフコートラインのところでシュートをした。



「よっと……！」



海常の人「うそだろ？！」



そしてそのまま綺麗にゴールネットにくぐった。






「何驚いてるんですか？私の先輩たちはもっともーっと！すごいもの見せてくれますよ？覚悟しといてくださいね？(*^_^*)私からは以上です☆」