第4章 新しい一歩
いま、どうなっている?
ってか今伊月さんなんていったの?
伊月俊「いや…。あーもう俺!何言ってんだ?」
「あの伊月さん。大丈夫ですか?」
とにかく何故か顔が赤く染まっている伊月さんに声をかけてみた。
…風邪でも引いたのかな?
伊月「いや!大丈夫!俺が言いたいこともう一回言うけど!…俺はぜひ星野さんに入ってほしい。バスケ部みんなもそれを望んでいる。でも無理にとは言わないよ。星野さんが決めることだから俺がどうのこうのいう資格ない。」
そう言って私に真剣な眼差しを送ってきた。
…私は
「伊月さん…私「優里さん遅れました。」…黒子くん!」
伊月「じゃあまたね!星野さん!俺待ってるから!
黒子もじゃーな!」
伊月さんは体育科屋の方へと姿を消した。
黒子「…何かあったんですか?」
黒子くんに尋ねられる。
「ううん!何でもない!さぁマジバ行こ!」
そう言って黒子くんと歩き始める。
…そして私の心は決心した。