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勉強合宿

第3章 2日目






『…。あー、じゃあエサやる?』
黒「・・・エサ?」
『この魚に。』
黒「あ、はい。」
『はい。』
黒「あ、どうもです。」
『…。』
黒「…。」
黒(か、会話がない!どーしましょう。みんないつもなんの話しをしてるんでしょうか。……僕じゃなかったら、きっとはるかさんももっと楽しかっただろうな…。どうして僕は…。)
『……ふふ。』
黒「?どうしたんですか?」
『テツヤは静かだなぁって思って。』
黒(あぁ。やっぱり。つまんないんだ……)
黒「すみませ…」
『すっごい落ち着く。』
黒「へ?」
『いつもみんなうるさいからかなwテツヤといると落ち着くっていうか…なんか癒されるんだ。』
黒(///!そんな笑顔で言うのは反則ですよ。)
黒「あ、ありがとうございます///」
『ふふ。』
サァァァァ
黒(あ……。)
黒「…きれい……。」
『え?』
黒「え?」
『今なんか言わなかった?』
黒「え?僕今なんか言いました!?」
『うん?よく聞こえなかったけど。』
黒(えぇー!今無意識のうちに声にだしちゃったんだ!聞かれなくてよかった)
『?まぁ、いいか。さてと。』
黒「はるかさん?」
『そろそろご飯の準備しなきゃ。』
黒「あ、じゃ僕も!……わっ!」
『えっ!?』
どさっ
黒「あいたたた。す、すいませ………!」
『ううん。大丈夫?…!』
《(ち、近い……///)》
ぱっ
黒「あ、あのケガしてませんか?」
『あ、うん。大丈夫…。テツヤ立てる?………テツヤ?』
黒(やばい。心臓壊れそうっ!だけど、だけど!)
『テツヤ?………んっ!…はっ……ちょっ!んんっ!』
黒(くらくらしてきた。)
『ふ……は、テツ……』
黒「……はるか…さ…」
黄「おーい!はるかさーん?どこですかー?」
『「!!」』
紫「ねーねー。黒ちんもいないけど、知らない?」
青「なんなんだよー2人して。メシ食えねーじゃねーかよー。」
黄「いいから探すっスよ!」
「「おーい!」」
『「………。」』
黒「い、行きましょうか。」
『そうだね…。』

『……テツヤっ。』
黒「はい?」
チュッ
黒「///!」
『消毒w』
黒「!?」
『おでこ、擦りむいてる。』
黒「あっ。」
『あとでちゃんと治療してあげるからおいでね。』
黒「…ありがとうございます。」
黒(…でこちゅー///)


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