• テキストサイズ

【ハイキュー!!】みんなに愛されてる鈍感女子

第1章 晩飯*月島蛍


その頃雪宮宅。

「…何で…何で華楓帰ってこないの!!!」

晩御飯を作り終えた及川が1人声を上げていた。

「…電話しよ」





ファミレスにいる華楓、月島そして山口。すると華楓の携帯が鳴り響いた。

「ん?…ゲッ!徹じゃん…」

「連絡しなかったの?」

心配になり月島が華楓に聞いた。

「え、連絡したと思うんだけど。LINE送ったし」

しぶしぶ華楓は電話に出た。

「…もしもし…」

『あ、華楓?ねえ今どこ?いつになったら帰ってくるの?!』

「え、送らなかったっけ?」

『は?なんにも来てないよ』

まさかとは思った華楓であったがトーク画面を開いた。

「あ、送れてなかったわ」

そう言うと華楓は打ったままのメッセージを送った。

『きたよ~きたきた。えっとー…』

そこに記されていたのは

[今日は外で食べてくるから家に来なくていいです!]

『ちょっと何これどういうこと及川さん聞いてないよ!?』

「ふぇ?ほんなのあはりまえじゃん(そんなのあたりまえじゃん)…はぁ…今送ったんだもん」

『食べながら喋んないで!聞こえない!!』

「んじゃそういうことで」

『えっちょっえええええええ』

勢いよく電話を切った華楓はもう食べることに夢中になっていた。

「ねぇこれって全部ツッキーの奢り?」

「なわけないデショ。自分の分は自分で払って」

「え、オレも自分で払うの?」

「ツッキーのケチ」

華楓と山口はブツブツという中、月島はボソッと

「誘ってあげただけいいと思ってよね」

「「ツッキーツンデレ??」」

「…早く食べなよ」

和気あいあいと過ごす3人であった。



End
/ 21ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp