第1章 ようこそ月城荘へ
それから松岡と雪村が手伝ってくれたこともあり、お昼には全ての荷物が運びこまれていた。
「まぁ。大きい荷物は設置し終わったし後は細かい荷物荷解きするくらいだよな?俺らはここらで帰るわ。
また困ったことがあったらなんでも言ってくれ。」
松岡が額の汗を拭いながら笑顔で武田に言った。
まっつん…見た目はあんなにチャラチャラしてるのに中身はしっかりしてるなぁ。
最初は怖いかもって思ってたけど、意外と1番頼りになるかもっ
「お二人ともありがとうございました!!
ほんっとーに助かりました!!
今度何かお礼させてくださいね☆」
武田はお礼を言って深々と頭を下げた。