第7章 サバゲーをしよう
「なぁにー?ヤラシい。人の首元ばっかり見つめちゃってぇー。」
悪戯っぽく雪村は言う。
「やっ///ヤラシくないよっ///」
からかわれて武田は赤くなって怒った。
「わぁー怖いこわーいw
じゃあ明日、皆でサバゲーねー。
まっつんと立花君には僕から言っておくから。
ちゃんとサバゲーらしい服装で来るんだよー。」
そう言うと雪村は後ろ手に手を振りそそくさとアパートの階段を登って行った。
「〜っ!!///もぅっ!//」
からかわれて顔を赤くして頬を膨らませる武田だが、いくらか心が軽くなっていた。
楽しみなことがある。
心配してくれてる人がいる。
そう思うだけで武田は救われた気持ちになった。
「ありがと…雪村さん。」