第5章 休日デート
「ならここの庭に作ればいいじゃない!」
武田はキラキラした顔で言った。
「え…いやまぁ、それが出来れば1番だけどよ、まず勝手に作れねぇしここの管理人だってそんなホイホイ許可なんてくれねぇよ;;」
「聞いてみなきゃわかんないでしょっ☆」
そう言うと武田は携帯を取り出し電話を始めた。
「あ、もしもしお父さん?武田だよー!
…うん!引越しもここに住んでる人が手伝ってくれて無事終わったよ♪」
父親に報告の電話か。松岡がそう思っていると…
「ところでさー、ここの庭って広いじゃん?
使ってないなら勝手に改造していいー??」
?!?!?!?!
「うん。うん。わかった!
ありがとー!じゃーねー!
…許可、取れたよっ☆」
「ぇぇえええええっ?!?!」