第5章 休日デート
自分の部屋に帰り二度寝していた武田はお昼前に目が覚めた。
外には太陽が高く登っており、武田を照らしていた。
「すごくいい天気。今日も一日良い日になりますようにっ」
すっかりお酒の抜けた武田は、そんな独り言をいいながら洗面台へ向かった。
身支度をしながら昨日の雪村との事を無意識に思い出す。
恥ずかしさのあまりまた顔が赤くなってきた。
「考えるのは、やめやめっ!今日はしなきゃいけないことが沢山あるんだからっ!」
武田両手で頬をパンパンッと叩くと
さっさと用意を終わらせバッグを持って玄関の扉を開けたー・・・