第3章 雪村の部屋【R18】
通されたのは寝室ー。
寝室?なんで寝室に移動したんだろう?
「漫画の内容的にもさ、こっちの部屋のほうがいい感じにイメージできるんだよねー…。」
「へぇー。
そういえば雪村さんの描いてる漫画ってどんな漫画なの??」
「ん。これ。」
そう言って雪村が手に取ったのはその辺にあるエロ漫画。
え?エロ漫画を描いてるってこと??
で、そのお手伝いでポーズを撮るって…
いや、そんな卑猥な事はない…よね…?
「じゃ、適当にポーズ取ってくれる?」
「適当にっ…って、どうしよっ…えーっと。」
武田はセクシーなポーズをとらなきゃ!と
右手は頭に、左手は腰に手を当てウインクしてみせた。
「……何そのだっさいポーズは。
居酒屋に貼ってるビール持った女の子のポスターじゃないんだから…。」
うぅ…。
全くその通りだ…。
面目ない…。
「ごめんなさい。わからなくて;;;」
はぁ。と雪村は大きくため息をついた。
「じゃあ…もういいよ…。」