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【ハイキュー】大王様の奴隷〜命令H〜【R18】

第3章 逆らいの条件


放課後。


とりあえずバレー部に行ってみることにした。


どうせ今悩んでも私はバレー部に入るんだろうし……。


にしても及川先輩。


……どうしよう。


すれ違った先生に聞いて、バレー部の練習場所に向かった。


ガラガラッ。


扉を開くと、既に練習中だった。


どうやらちゃんとバレー部の練習場所に来たみたいだ。


……にしても、大きいなぁ。


まるで巨人の巣窟みたい。


しかも怖い人が……


「あ?」


ビクッ!ひぃ〜、ごめんなさいぃ!


目があった瞬間固まってしまって、心の中でとにかく謝る。


坊主頭の怖そうな人が、今も私を睨んでいた。


本当にここ、バレー部ですか……?


爽やかに笑う及川先輩の事を思い出すと、ここが全くの別物であることを思い知らされた。


まさか落ちた強豪だからヤンキーも居座り始めたとか……


「おい田中!睨むな」


「やっ別に睨んでませんよ!大地さんあの子誰っすか?潔子さんじゃないのに……美しい!」


えっ……!


どうやら、怖いのは見た目だけだったみたいだけど。


優しそうな男の先輩、大地さんに注意された田中さん?は焦って弁解をしていた。


潔子さん……?知らない人だけど、私に向かって美しいって言った?


いや、まさか…。
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