第5章 メアリー
イヴが過敏の水に
薔薇を活けてる時に思ったことがある。
ギャリー「ねぇ、私達それぞれの薔薇を持ってるんだけど
もしかしてメアリーも持ってるの?」
ここに来て、メアリーにも薔薇があるはず。
メアリーは「あ!」と言って
ポケットから黄色の薔薇を取り出した。
メアリー「持ってるよ黄色の薔薇!!」
この子達はまだ幼い。
一度、警告しておこうかな。
ギャリー「薔薇を絶対になくしたりしちゃダメよ?
あと、誰かに上げたりしてもダメ、危険だから
それから...」
メアリー「わぁ!!イヴの薔薇は赤なんだね!!
私のは黄色だよ!!
私、黄色も好きだけど
ピンクも好き!!あと青も!!」
ギャリー「...ハァ、人の話は最後まで聞きなさいよね」
ため息が出ちゃうわ。
メアリー「でもね
オレンジが一番大好き!!」
ギャリー「ッ!」
...なにかしら
どこか、寒気がしちゃった...