第1章 ゲルテナ美術館
ソッ
手を伸ばして作品に触れようとした。
ギャリー「!
こら!作品に触っちゃ!!」
スカッ
貴方「!?」
触れるはずの作品が
すり抜けた。
ギャリーもすごく驚いている。
手を引っ込めて、一歩後ろに下がる。
その時...
___おいで...
ガシッ!!
貴方「ッ!!?」
ギャリー「!?」
何か声が聞こえたと思ったら
私の手を作品の中の手が掴んだ。
そして、引っ張られる。
ギャリー「!!」
作品の中に引きずり込まれる瞬間...
ギャリーは私のもう片方の手を掴んで
共に暗闇の世界に入った。