第6章 6章

花巻side


俺はこの4人全員が奈々を好きなことは
わかっていた

だからこそ俺も隠すことなく
奈々のことが好きだと公言した



てかなんか完全に今の雰囲気じゃねーけど
俺は奈々がいじめられてたことが気になってならない


結構ないじめだったし
このまま放っとけばエスカレートしていくことは
目に見えてる

この恋バナの雰囲気もたのしいけど
まぁ、奈々を守るためだ仕方ない


花「そういえば、奈々いじめられてたのどうする？」


そう言うと及川と岩泉は今思い出した顔をした

まぁ松川は覚えてたみたいだけど




てか第1及川のせいなのに及川が忘れてたことが
1番むかつくけどな


及「まぁ許せないよね
俺らの奈々ちゃんいじめるなんて」


岩「あぁ、なんかあいつクラスで入学初日で
みんなに嫌われたみたいなこと言ってたのも気になるな」


松「まぁ、奈々ちゃん可愛いから
あんまクラスに打ち解けあえてないのかもな」


及「でも犯人もわからないのに
下手にを出して逆上されてもこまるよね」



花「まぁ、たしかに」



あー、俺はいじめたこともいじめられたこともなく
友達にもそんな経験したヤツもいなく

何もいい案が浮かばない


でも俺が守ってあげたい

それだけは浮かんでたけどね