第3章 3章
昼休みになって、あんな登場したから
友達なんてできるはずないな
って思ってたのに関わらずなんかやけに話しかけられる
大人数で群れたりするのが苦手なわたしにとっては地獄だ
「ねえねえ、東京からきたってほんと?」
「入学早々から遅刻ってすごいねw」
「わざわざなんで宮城の高校きたの?」
「奈々ちゃんてよんでもいい?」
「奈々ちゃん可愛いね、彼氏とかいるの?」
ああ、もういらいらするな静かにご飯たべさせてよ
クラスの女子がきいてくる
「ねえ、無視しないで答えてよ」
はぁ、じゃあ期待に応えるね
『あのさ、うるさいの嫌いだからちょっと黙って』
………言っちゃった(*^^*)てへ
なんかみんなからめっちゃ冷たい目で見られてる
別にいいけど机の周りにはいないでよ
「ねえ、あんたなんなの?可愛いからって調子のんなよ」
「ふざけんなよ」
はぁうるさ
クラスの女子全員敵に回したかな
まぁ男子もこんな性格のやつは好かないかw
別にいいけどね