第2章 2章
国見side
隣の席が空いてた
入学式から休みなんて珍しいなとおもったけど特に気にしてなかった
入学式が終わりクラスに戻り簡単な学校の説明があり自己紹介にうつり自己紹介を終えたころ、教室のドアが開いた
『神咲奈々なんだけど席どこ?』
そう先生にいった彼女は、素直にとても可愛いと思った
目が好き、そう直感的に思った
そして隣が神咲奈々という人であることは最初に座席表を見た時にわかっていたから
彼女が隣の席なんだってすぐわかった
先生が彼女にすごく怒っていて、ソレを面倒くさそうに流している彼女
そして彼女が俺の隣の席に来てカバンを置いた
そのまま座るんだろうなと思ったら
『ねえ、ここわたしの席であってる?』
いきなり聞かれて冷たい返事をしてしまったけどまあいいか
だってとても可愛いとは思う
でも話し方からして思った印象は
馬鹿そう
だったから
俺馬鹿なやつはそんな好きじゃない
影山とかああゆう馬鹿で熱いやつが嫌い
だからこれでいいはずなのに
また話しかけてくれたら今度は優しく返してみようかなって
思ってる自分に疑問に思いながらも自己紹介を聞いていた