• テキストサイズ

Dye D? 3

第18章 1/2




 渋谷はイライラする自分を抑えるように

頭をかきながら歩いていると


自分の前に

横山、丸山、村上が歩いて来たのだ



渋谷「横も参加してるんか?」




渋谷は横山がいる事を不思議に思い言うと

横山の表情が明らかに不機嫌になった


横山「お前らはそれだけしか言えのか?」



何の事か分からない渋谷に

村上が笑いながら言う


村上「さっき俺が会った時に

同じ事を言ったんや」


すると渋谷も笑いだしたのだ


横山「それより、不機嫌な面して大丈夫か?」


横山は渋谷の様子を見て言うと

渋谷の方は横山の首元を見て答えた


渋谷「俺の不機嫌はどって事ない

しかし、お前の首元はなんや?」


その言葉に村上が驚いていた

横山は静かに首元に手をやりると

笑いながら


横山「ちょっと敵に襲われただけや

まぁ、いつもの事やろ?」


その冗談を聞いて渋谷と村上は笑っていた

しかし丸山だけ笑えなった

今の横山の身体を知っているからこそ

笑うことが出来なかったのだ




ミヨは静かに後ろに立って聞いて

この人たちの人間関係を

不思議に思い見つめていた



そんなミヨを丸山は見ると

静かに優しく声をかけた



丸山「・・・探してくれて疲れてない?」



丸山の言葉にミヨは静かに頷いて

返事をした



でも横山は冷たく言い放った



横山「やけど、人間は

そろそろ寝る時間やろ?

俺らには、まぁ活動時間やけど」



冷たく言われた

ミヨはどうしようかと悩んでいた



/ 291ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp