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Dye D? 3

第15章 探す 【渋谷・ミヨ】 【大倉・ミナ】






大倉は遠くを見つめながら

そして懺悔するように



大倉「僕は雪を死なせたくなかったから

僕が彼女を吸血鬼にしたんだ・・・」



そう告げると

辛そうに唇を噛みしめて俯いた


大倉は、雪と一緒にいれるが

仲間にした事は後悔しているのが

ミナの胸にも響いてきた



その様子をミナは静かに見つめていたが

大倉の心を少しでも楽にしたいと思い



ミナ「雪さんは、本当に幸せですね・・・」



その言葉に大倉の顔が上がった



ミナ「大倉さんに愛されているんだもん

本当に羨ましい・・・」



大倉の瞳が潤んでいるのを

ミナは見ながら微笑んだ



ミナ「愛する人の傍にいれたら

女はそれだけで幸せなんですよ」


その言葉を聞くと大倉はミナに微笑んだ



大倉「ありがとう・・・」

大倉はミナに感謝するように微笑んだ

その表情をミナは見ると

首を振って答えると

元気よく言った


ミナ「さて、早く雪さんを助けましょ!」


そう言うと自分が先頭に立って

次の部屋に向かったのだった



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