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Dye D? 3

第68章 対決【後編】







横山は静かに話を続けた



横山「悲劇の妊婦を装って

俺らの目をくぎ付けにして

二人の精神を操り

赤ん坊を隠した・・・・」



ミナは大きな声で笑い出した

笑いながら横山を見て



『全ておみとおしってわけか・・・・』



そんなミナを冷たい目で横山が見ながら


横山「吸血鬼をなめてた

アンタの負けや・・・・」


その言葉を聞いたミヨは

後ろに手を回し突然

死神の鎌を取り出したのだ




『悪いが・・・・

お前たちとの遊びの時間は終わりだ!』



そう告げると

勢いよく襲い掛かってきたのだ


飛び掛かりながら

ミナが狙いを定めたのが錦戸だった



『お前さえいなかったら!!!!!!!!!』



ミナは大声で叫ぶと錦戸に

鎌を振りかざしたのだ


仲間は一斉に

ミナに飛び掛かり錦戸を救おうとした


しかし

錦戸はきわの寸前で鎌を避けたのだが

体制を崩してしまい身体をよろめかせた

ミナはそれを見逃さずに

もう一度狙いを定めて振りかざしたのだ



錦戸も自分の終わりが見えたその時



横山「これで、ゲームオーバーや・・・」



そう言うと

ミナが振りかざした鎌を

横山が掴んでいたのだ



自分の鎌が動かない事を知り


『ちっ!!!!!!!!!!』



ミナは悔しそうに吐いた


横山は冷たい瞳でミナに告げた



横山「亮の言う通りなら

この鎌はお前を恐怖していない今なら

簡単に折れるって事やな・・・」



そう言った途端に

強引に鎌を奪いとると

力一杯に折ったのだ




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