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Dye D? 3

第41章 屋敷







ゆっくりと口が動き

気持ちの悪い声を響かし




『なぜ・・・・邪魔をする?』




その言葉に横山は怪訝そうな顔をして



横山「邪魔?

それは何の事や・・・・」



そう言って惚けてみせたのだ


『お前たちは、邪魔をしてる・・・・』




黒のフードの者は

ゆっくりと口が動き続けて

繰り返し言った




横山「俺らにケンカ売ったからちゃうん?」





横山は相手を挑発するように言ったのだ




その言葉に

黒のフードの声は怒鳴り声になった




『お前たちが邪魔をしなければ!!!!!!!!!』





そう言うと

突然、横山に飛びついたのだ






安田も錦戸もその相手の動きに驚き

横山に加勢するために瞬時に動き

相手に飛びついた





しかし

横山は相手の動きを読むように

空気のように相手の背後に回っていたのだ



そして

フードの上から首に自らの牙を立て




横山「大人しくしてもらおうか?」




黒のフードの者は自分の首元に

牙が当たっているのを感じていた



フードの目の前には

安田と錦戸が立って自分を見ていた




『ちぃ・・・・・』



憎々しい声を吐いた



横山は錦戸と安田が目の前に来たことで

牙を直した




横山「お前の目的は?」



横山の言葉に

フードの者は身体をゆっくり動かしながら

低い声で笑いだした




『・・・・目的ね・・・』



そう言って笑い続けている相手に

錦戸はイライラしたように怒りながら




錦戸「面をみせろや!!!!!!!」





頭のフードをはぎ取るように外したのだ




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