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Dye D? 3

第40章 二人は・・・・










丸山は悲しそうに呟いた




丸山「君は一人しか乗れないボートには

相手に差し出す人なんだね

自分の命がなくなろうとも・・・・」





それを黙って聞いていた渋谷が




渋谷「まぁ

受け取る方が迷惑って考えられんって

ことやろ?」



その言葉にミヨと丸山は驚いた


渋谷は続けて言った



渋谷「自分の思いを押し付けるのは

ホンマに迷惑って事もあるやろ」



その言葉に

ミヨは悲しそうに瞳をうるました



ミヨ「そうですよね・・・」



すると丸山は優しい声で言ったのだ



丸山「先ずは自分の方を考えようね?」



その言葉にミヨは答える事が出来ずにいた

二人の顔を見る事も出来ずに

ただ俯いていたのだった








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