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Dye D? 3

第4章 従業員の秘密




横山は探っていた

自分たちの部屋のある

二階にいないのであるなら客室だと



横山は今回のゲストの方に

足を進めていた




その時

誰かに見られている感覚が感じ取れた


横山は急いで周りを確認したが

いつもと変わらない廊下だ




一人緊張していると

丸山が前から歩いて来たのだ

横山の顔を見ると静かに微笑んだ




丸山「今、外を歩き回っていた

ゲストを部屋に連れて行ってたんだ」



横山は丸山を冷たく見ながら答えた



横山「そうなんか.....」




横山は

周りを警戒するように緊張していた

その様子を丸山は見逃さなかった



丸山「横山くん....」



何かを言おうとしたマルの口を横山は

サッと押さえた



丸山「......」



横山は丸山を睨んだ

丸山は無言で頷く



そして何事もなかったように

普通の会話をしたのだ



横山「雪が転んでもうて

大倉が診てくれんかって?」



静かにそう告げると

丸山は静かに頷いて



丸山「もちろん」



その言葉と同時に二人は歩き出し

大倉の部屋へと急いだのだ



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